お産を希望される方へ

 すでに妊娠と診断され、お喜びのことと存じます。同時に「胎児は順調に発育しているだろうか」「お産を無事乗り切れるだろうか」など不安が頭をよぎることがあるでしょう。当院では医師・助産師が一体となって、皆様の不安を取り除き、お産が安全に終了するようにお手伝いをいたします。
 妊娠分娩は順調に進むことが理想的ですが、時には医学的処置を必要とする場合が生じます。しかも産科の特殊性として、その処置は急を要することもあり、その場でゆっくり説明する時間がないことがあります。そこで、皆様が分娩に臨む前に、私たちが日常行っている分娩時の対応を予め知っていただいておくことが大事であると考えています。

 

・妊娠がわかったら

 

・母子健康手帳をもらうには

 

・健診補助券を確認しましょう

 

・出産費用は?

 

わたなべ医院をはじめて受診される方は、問診表の記入ををお願いしております
PC印刷用問診票はこちらから
スマホ用問診票

 

妊娠中について

特に異常を認めない妊婦の定期健診は、妊娠24週までは4週間毎、その後2週間毎となり、36週からは毎週です。初期に助産師より説明する機会を設けております。

 

何らかの産科的異常を認めた場合

    *こんな症状があったら受診して下さい

 

 診療時間帯であれば、直接受診して申し出てください。
 診療時間外は、ご家族ではなくご本人から直接電話(047-339-7033)でご連絡ください。

 

電話では「診察券番号 ・お名前 ・分娩予定日(もしくは妊娠週数) ・どんな症状か?」 等を伺います。妊婦さんご本人がお電話をしてください。

 

 その時、遠方におられる場合には近くの産婦人科診療所にご相談ください。

 

妊娠以外の病気に罹られたとき

 風邪やインフルエンザ、胃腸炎などの感染症は他の専門医を御受診ください。感染性の強い状態で当院に来院されますと、他の健康な妊婦や新生児に病気をうつす危険が生じてしまいます。当院には感染性がなくなってから御受診ください。また他科受診の際は妊娠していることをお伝えください。その上で処方された薬の内容についての質問は、処方された医師にお尋ねください。

お産について

お産が始まった兆候とは

 お産はいろいろな兆候から始まります。
 2回目以降のお産も上のお子さんの場合とは違う経過をたどることが多いので気を付けて。
当院にお産のご連絡をしていただく目安

 

 外出先でお産が始まることも有ります。常にバッグへ母子手帳と診察券・保険証は入れておきましょう

 

 

 

お産で入院するときの持ち物

 妊娠34週を過ぎたら入院時の持ち物を準備しましょう。 
 いつ入院してもいいように、ご家族にも入院時の荷物の場所を伝えておきましょう。

 

 

夫立ち合い分娩について

  当院では夫(パートナー)の立ち合い分娩のみお受けしています。
  立ち合い分娩は希望制です。分娩室に入るときに伺いますので、お二人で決めておいてください

 

  分娩には急展開して急いで赤ちゃんを生み出さなければならない時もあります。
  お産の前後に母体の出血が多量になり、危険な場面に遭遇することもまれですがあります。
  そんな時、産婦さんご本人だけで判断できないような状況では、ぜひ支えになって一緒に
乗り越えてあげてください

 

 もしも、緊急を要する場面になった場合、夫(パートナー)の方がその場にいらっしゃらなくても、お電話等で医師から説明をすることもあります。
分娩室に入るとき、産婦さんは携帯電話を持ってお入りください。

 

 

 

陣痛促進剤について

 陣痛促進剤は、予定日を過ぎても陣痛が自然に来ない場合や、陣痛がきても分娩の進行がみられない場合などに用いられます。医学的適応による分娩誘発や陣痛増強は、児にとって利益があると考えられる場合にのみ行われるものであり、病院の都合で分娩誘発するものでもありません。

会陰切開について

 当院ではすべての妊婦さんに会陰切開を行っているわけではありません。児の娩出時に会陰の伸展が十分でないため膣が裂けると予測された場合には、局所麻酔をしたうえで切開いたします。切開創の縫合には自然に吸収される糸を用いて、可能な限り傷がきれいになるよう心がけています。

急速遂娩について

分娩中におなかの中で赤ちゃんの状態が悪くなることがあり、その程度がひどい場合は急いで分娩にしなければなりません。この場合子宮口が全開大で、児頭が鉗子分娩・吸引分娩を行える位置まで下がっていれば、経腟分娩による急速遂娩を実施します。それ以外の場合は、緊急帝王切開を行います。

 


 
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